SATORU CoreFlex三軸構造スイープ技術プラットフォーム
CoreFlexは、SATORUが構造スイープを中心に構築する技術プラットフォームです。目的は、電動歯ブラシを高周波振動の強さだけで評価するのではなく、ブラシ毛先が口腔内でどのように動くのかを、構造から見直すことです。
一般的な電動歯ブラシでは、振動数や清掃感が重視されることが多くあります。一方で、子どもや敏感なユーザーにとっては、強い振動、音、歯に当たる感覚が不安や不快感につながる場合があります。
SATORUは、より速く振動することを目的にするのではなく、ブラシ毛先の機械軌道、軸系支持、相位同期、材料摩擦、量産性を一体で考える技術方向を検証しています。
CoreFlexの主な技術要素
1. 三軸連動
能動軸と従動軸の関係を整理し、ブラシ毛先の動きをより安定させることを目指します。
2. 連続支持
軸系を点ではなく、より長い範囲で支えることで、ぶれ、異音、位置ずれを抑える方向を検証します。
3. 位相同期
複数の運動要素がばらばらに動くのではなく、一定の関係を持って動くようにするための考え方です。
4. 異種材料による自己潤滑摩擦対
POM、PPS、PBTなどの工学樹脂の組み合わせにより、低摩擦、低摩耗、低騒音を目指す材料設計です。
5. 非対称スイープ軌道
ブラシ毛先が単にその場で震えるのではなく、方向性を持ったスイープ動作に近づくようにする構造方向です。
6. 複合軌道ブラシヘッド構造
ブラシヘッド側にも運動学的な価値を持たせ、交換式ブラシヘッドそのものを技術要素として検証する方向です。
CoreFlexが目指すもの
SATORUの固定した考え方は、バス法に近い歯みがき動作の機械軌道を目指すことです。これは医療効果を保証するものではなく、ブラシ毛先の動きをより説明しやすく、より制御しやすくするための構造設計の方向性です。
現在、SATORUは技術検証と事業準備の段階にあります。子ども向け低振動電動歯ブラシ、掃拂宝ブラシヘッド、柔拂宝歯ぐきケアヘッド、B2B技術提携に向けて、試作、構造改善、使用感、量産性の確認を進めています。